不動産屋だけど事故物件の怖い話する『空き家から出てきた写真』『言ってないことがあるでしょ?』『小さな墓地区画』『様子のおかしい家族』
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事故物件
事故物件(じこぶっけん)とは、広義には不動産取引や賃貸借契約の対象となる土地・建物や、アパート・マンションなどのうち、その物件の本体部分もしくは共用部分のいずれかにおいて、何らかの原因で前居住者が死亡した経歴のあるものをいう。ただし、死亡原因によって事故物件と呼ばないものもあるなど、判断基準は明確に定まってはいない。
事故物件として扱われる物件としては、以下のようなケースが挙げられる。①殺人、傷害致死、火災(放火ないし失火)などの刑事事件に該当しうる事柄で死者の出た物件、②事件性のない事故、自殺、災害(地震による崩壊など)や孤独死などで居住者が死亡した物件
これらは俗にいう心理的瑕疵に該当するものであるが、広義には近隣に暴力団などの犯罪者(またはその疑いのある者)が居住する場合、以前に事故物件に該当する事件が特にないにもかかわらず、「心霊が出る」など科学的根拠のない噂が原因で住人の定着率が極端に悪いなど、前居住者の安否には直接該当しない案件も含まれうることに注意が必要である。
逆に、前居住者が死亡した経歴のある物件であっても、孤独死や病死などの事件性のない(とはいえ、孤独死の場合は自殺との境界線が曖昧な例も多々あるが)自然死が原因であるものや、夜逃げや人間の生死に該当しない刑事事件が原因で、前居住者が逮捕されるなどの要因で空き家となったものについては、広義の心理的瑕疵には該当するが、必ずしも事故物件としては取り扱われない場合がある。
引用・出典:
Wikipedia – 事故物件
10年前にお風呂で現所有者の叔母さんが自殺したという物件を売ることになった。
現地調査、物件広告のため建物の中に入ることに。
築20年とはいえ中々状態がいい。
意外と手入れは行き届いている。
階段を登り切ると目の前に30帖くらいの大ホールがあって、その一角に仏間スペースという変わった造りだった。
ありきたりなんだけど仏間の方から人の気配を感じた。
気配は仏間の奥の収納から。
家に棲み憑くとか零感とはいえやっぱ怖いじゃん…
築100は逆に貴重だから大事にして下さい
一間くらいの幅、観音扉の収納スペース、どう考えてもそんなに大きな空間ではないはずなのにその扉の先に妙な生活感を感じた。
なんか家族が集まってテレビでも観てるようなそんな雰囲気。
収納スペースもきっちり写真に撮らなきゃいけない(広告の為、雨漏り確認の為)ので扉をゆっくり開ける。
ぎぃーーーー、がちゃがちゃがちゃ
額縁に収まった大量の写真が雪崩を起こして飛び出してきた。
家長と思しきじい様、ディズニーランド入り口で撮った家族の集合写真、笑顔のばあ様、七五三、ほんと色々な写真がぜーんぶ丁寧に額縁に納められてる。
ちょっと気になったので所有者に電話することに。
不動産屋ってよく嘘をつくイメージがあるけど、お客さんもまた嘘をつくのがこの業界で、なんとなくだけど「このお客さん、なんか隠してるな」と勘が働いた。
所有者の男性が応える。
「心理的瑕疵(要は事故物件の内容)について伺いたいのですが、20年前に亡くなった方がいらっしゃると。それ以外で何かございませんでしょうか?例えば他にも亡くなってる方だったり、近隣にトラブルメーカーの方がいらっしゃったり」
少し間を置いた後、その内容については直接会って話がしたいと言われる。
いや、県外の人なのに大丈夫なんかいな。
別に電話でもいいのに、と思いつつその日は仕事を終える。
敷地内にお互いの車を停めて、何故か敷地の外へ出ることに。
敷地のブロック塀にそって歩くと不自然に盛り上がった茂みを見つける。
男性が草をかき分けると中から氏神様を祀るような小さな石の祠が出てきた。
「実はみんな死んじゃってるんです。この家」
男性が言うには以下の通りだった。
•この辺りは昔から飢饉の度に大変な被害が出たらしい。
•この祠はそうした時に口減らしで殺された子供の霊を慰めるためのもの(今で言うところの集合墓地)。
•今まで何度かこの敷地で家を建て替えている。その度に不幸があったとのこと。
•多分これが原因ではないか。
ほえー、ってなった。
男性が更に続ける。
「それで、別にこんなオカルトっぽい話あんまり関係ないかなって思って伏せていたんですけど、この家には変なルールがあって」
詳しく書き起こすとすごく長くなるので要約すると以下の様な内容だった。
•ルールは簡単。毎年一枚、お盆前にその家に住む人の写真を仏間に納めなければならない。
•新しく撮った写真をご先祖様に見せて「この一年無事過ごせましたと報告する意味があるらしい(昔は名前を書いた紙で報告していたが、いつからか写真に替わった)。
•それを怠ると不幸がある。年齢が若い順にその不幸は早くやってくるようで、小さい子供の場合は一年持たないこともあるらしい。
ほえーってなった。
「あの写真、写ってる人はもうみんな死んじゃってるんです。叔母さんが最後の一人だったようで、自殺の原因も子供が死んでしまったからだとか」
「うちもそんな気味の悪い所、あんまり触れないようにしていたんですが、ここ最近この地区の自治会長さんから電話をもらいまして。まあ親戚筋からも話があったんですけど」
その電話の内容もかなり長くなるので要約。
•ここ数年、この地区で変な死に方をする人が増えてきた。
•本当はもっと前からそういったことがあったのかも知れないが最近は特に酷い。
•この物件の所有者について、不幸があったり独自のルールがあるのは地区全体で暗黙の了解。
•住む人がいなくなったことでこの家の外にまで犠牲が出ているのではないか。
•早く誰かに住んで欲しい。少なくともその人達が亡くなるまでは自分達は安全。
•心理的瑕疵について周辺の聞き込みがあった時には地区全体で協力する。
という話らしい。
誰にも言うな、とのことだったそうだがどうにも話さずにはいられなかったらしい。
よね…?
10年前の自殺については勿論触れているが他はダンマリ。
うちの会社と付き合いのある悪徳弁護士によるとその件については説明義務がないと判断されるらしい。
そもそも地区全体でダンマリ決め込まれたら発覚しない話だしね、とも。
周辺相場よりもかなり安くて中々悪くない物件なんだけど広告してから2年間一向に売れる気配がない。
もう何度か値下げしたりハウスクリーニングを入れたりしてるんだけど何故か売れない。
事故物件であっても買っていく人は普通にいるんだがこの物件だけは不思議なくらい売れない。
月々家賃以下のお支払いで住める豪邸、是非お買い求めください。
その後のことについては責任取れませんけれども、っていうお話でした。
心理的瑕疵については広告で明示しなくちゃいけないからどうしても周辺相場より安く出さないといかんのよ
ただ下げすぎた感はあるんでその通りかも知れん
この間の台風で周辺は結構な被害を受けたがその物件だけは何ともなかった
不思議な力で守られてる、そんなお家
多分その家も早く誰かに入って欲しいんだろうなーって先輩社員と話してた
気味が悪くないなら住みたいけどな
転勤族のハウスメーカー営業さんから聞いた話だと一番やばいのは四国って聞いた
地名を口に出せない所があるらしい
重要事項説明でもそこの地名だけは発音せずに契約が進行していくんだそうな
なぜ口に出していけないのかは不明
>>29
もう死んじゃった人の分については現所有者で引き取ってあるから大丈夫
マジでいい家だから見つけたら連絡下さいまし
物件担当者として俺の顔が出てるから無理でやんす
ネットに悪徳不動産営業マンとして記憶されちゃう
暇だからもう一個オチがないやつも話そうかな
お昼食べてきたらまたスレ建てます
今ならなんともう一軒!
はよ
あと、文章はもっと簡潔にな。
はやく売りたいならいろんなとこに相談しそうなものなのに
次の話は
1.墓地がどこだか分かりません
2.家族全員頭おかしい
3.お爺さんに通せんぼされてる
のどれかを話します
話しやすいのを今考え中
後輩の女性社員から相談された話。
俺は一応宅建を持ってて、年齢の割に白髪が多くて老け顔。
身体も大きくて話し方もゆっくり。
そんな人間なのでトラブルが起きた時の対応で同席を求められることが割と多いんだよね。
そういう時は営業同士で成約した時のあがりを按分する約束をするので意外といい収入元になってたりする。
ちょうどこのくらいの時間。
お昼ご飯から事務所に戻ってきた時に後輩から「ちょっといいですか?」と喫煙所に呼ばれる。
先々月?ほえー、覚えてないす。
「すごく焦った様子で今すぐ来て欲しいと。この後伺うんですがなんか怒っていて。話もよく分からないのでちょっと一緒に来て欲しいんです」
引き渡し前ならいざ知らず、引き渡し後のトラブルに同席してもお金になりませんがな。
面倒なので行きたくなかったんだけど、俺が事務所に戻る前に課長から既に指名されてたらしい。
しかたないので車を出して現地に向かうことに。
オカルト
っていうか全部オカルト絡み
反社、裁判沙汰とかもあるけどあんまり面白くなさそうだからオカルトに限って話します
なるほど期待